学校紹介
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建学理念(如水教育について)
水……どこにでもある水……。私たちは日ごろあまり水の大切さに気づくことなく、その恵みを忘れがちです。しかし、水はすべての生き物の生命を育み、幾とおりに姿を変えつつも、その本質を失うことなく自らの価値を発揮し続けています。
本学園は校祖山中幸吉先生により「水の如くなくてならない人」を育てるために創設されました。
「幸福な人生を送りたい」……校祖の願いは、子どもたちのその思いを叶えるための手助けをすること、その一点にありました。校祖は「人間は一人ひとりが世の中になくてはならない独自の使命をもって生まれたかけがえのない存在であり、故に一人ひとりが皆異なっている。そして、日一日と自らが創造的に変革し得る存在であり、社会との関わりの中で育ち、他者や自然の支えによって存在しているものだ」と捉えていました。 人は、自らが幸福になるとともに他の人をも幸せにするために生きなければなりません。それが人生の目的であるはずです。しかし、ともすれば、そのために必要とされる能力は、特別な才能をもっている人のみに備わり、自分にはそんなことはできないと思い込んでしまいがちです。 走ることが速いとか、IQが高いなど、先天的に決定されている力を「能力」であると、捉えてしまいがちなのです。しかし、それは錯覚です。人生の目的を叶えるための能力は多様な力によって構成されています。理性、情緒、慎重、大胆、やさしさ、思いやり、寛容、協調、忍耐、正直、感性といった人の精神活動をつかさどり、喜怒哀楽、快不快、美醜、善悪などを判断し、性格や人格を決定する『心』。計算や記憶・知識・思考力や創造力といった『知』。そして汗を流し、行動を支える『体』。 このように、人には『知』『心』『体』を構成する様々な力があるのです。『如水教育』では、「能力とは人が定めた目標に対し、それを叶えようとする力の総合である」と考えます。先天的に他人よりも優れた個別の力の存在はあるにしても、目的を有した「様々な力の組み合わせ」を「能力」であると考えるならば、自他を幸福にするために必要とされる多様な力の総体である「能力」にそれほど大きな個人差はなく、誰もが同じ位にもち合わせていると考えることができるのです。 建学の精神である「水の如くなくてならない人になれ」には「人は誰しもが水のようにありふれた存在であり、なおかつ、水と同様に誰しもが貴重な能力を有している」という校祖の人間観があります。『心』を高めるために『知』が求められ、『心』を具現するために『体』が求められます。『心』を育む、つまり徳を修めることを中心に据えながら『知』『体』の個性的伸長を目指すことにより建学の精神である「水の如くなくてならない人」を育成していくことこそが『如水教育』です。 |

